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高尾山と羽黒山

【身近な自然の歴史に触れる】

皆さま、高層ビルが立ち並ぶ首都東京にも本格的に登山のできる山があるのはご存じですか?


今日はそんなお話。


古くから登山客に親しまれてきた東京都八王子市に高尾山という山があります。年間300万人が訪れ、登山者数では世界一を誇る山として知られています。すごいですね!

平成19年には、富士山と共にミシュランガイドで3つ星の観光地として認定され、国内外問わず、多くの観光客に親しまれています。

また、自然豊かな山としても有名で、1600種類以上の植物、100種類以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息し、春には梅や桜、初夏の新緑、秋の紅葉と、年間を通じて四季折々の自然を楽しむことも魅力の1つに挙げられています。

高尾山は、744年に聖武天皇から勅命を受けた行基上人が薬王院を開山し、古くから山岳信仰の山として親しまれてきました。

戦国時代に入ると、北条氏の治める領土となり、竹林伐採禁止の法により護られました。江戸時代では幕府が森林の保護や植林を積極的に行ない、現在では明治の森高尾国定公園として登録されています。

豊かな自然と触れ合いながら、英気を養う時間を作るため地元の山を調べよう!


さて結果は?

習慣◯!


山形はその名前の通り、山が多いので昨年登った出羽三山のひとつ「羽黒山」を調べました。


出羽三山は第32代崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が593年に開山。羽黒山の山名は、皇子を導いた大烏に因んで名付けられたといわれています。


現在の世を生きる人々を救う仏を祀り、出羽三山(月山 湯殿山 羽黒山)の中で里宮としての役割を持つことから「現在の世を表す山」です。


また、三山を巡る『生まれかわりの旅』の入り口としての羽黒山。


出羽三山「生まれ変わりの旅」とは【現世】羽黒山で今世での願いをかなえ、【過去】月山ではご先祖様の霊がいるため死後の安楽と往生を祈り、【来世】湯殿山で新しい生命(いのち)をいただいて生まれ変わる旅のことです。


古くより、西の伊勢神宮(祭神はアマテラス)に詣でることを「西の伊勢参り」、東の出羽三山に詣でることを「東の奥参り」と称し、双方を詣でることは重要な人生儀礼のひとつとされていたようです。


山形にいてもその由来を知らないことが多く、由来や歴史を知ることでまた違った視点で自然を感じることができました。今年も行きたいなぁ。今日も一日お疲れ様でした!


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