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112話 初心の意味

【初心に立ち返る】

初心を忘るべからず

本来の意味とは?


今日はそんなお話。


慣れが出てくると、思わぬトラブルに見舞われたり、気が緩んで失敗したりすることがあります。何事においても、初心や原点にたち返ることが大切です。

会社や学校の創立を祝う記念行事の目的は、創立当初を振り返り、苦労したこと、嬉しかったことなど、先人たちの苦労や喜びを改めて自覚することです。

そうした自覚は、今後の仕事の励みにもなるはずです。また、当時は在籍していなかった人たちにとっても、創立時の状況を知るきっかけとなります。

一方、夫婦の場合の原点は、結婚記念日でしょう。結婚記念日は夫婦の契りを交わした日であり、日頃の感謝を相手に伝える絶好の機会でもあります。

個人の場合には、誕生日が原点に返る日です。誕生日は、言うまでもなく自分の命がこの世に生まれ出た日です。その命を育んでくれた両親や、これまでお世話になった人たちへ感謝を表す日ともいえるでしょう。

誰でも初めは未熟であり、多くの助けがあって成長するものです。日頃から、自分自身の「原点」にたち返り、感謝の気持ちを深めていきたいものです。


さて結果は?

習慣クリア!


初心に立ち返る?初心忘るべからず?


今日の記事は《初心忘るべからず》

の方かな??


この言葉の元となったのは、世阿弥が書き記した書物で、『花鏡』に「当流に万納一徳の一句あり、初心不可忘(しょしんわするべからず)」と記したことが由来と言われています。


慣れによる自惚れや怠けることを戒める言葉として記されています。


似たような言葉ですと《原点回帰》《初志貫徹》なども近しい言葉だと思います。


ここでいう「初心」とは、誤解を受けやすい言葉です。この言葉の意味は、「当初、志した時の意気込みや新鮮な気持ちを忘れない」ということではありません。


ここでいう初心を意味する言葉は、

「初志」です。

「初心忘れるべからず」の正しい意味は、「自信がつき、慣れが出てきた時こそ自己満足に陥りやすい。始めた頃の、未熟で失敗ばかりであった時の失敗やそれを乗り越えるためにした努力の記憶を忘れてはいけない」という意味になります。


つまり、「初心に返る」「初心に戻る」というのは厳密に言うと誤った使い方です。

以前の失敗を決して繰り返さないという戒めになるとともに、初心の頃と今を比べた時に自分の成長ぶりを実感でき、その時に成長をサポートしてくれた上司・先輩・お客様のことも思い出すのではないでしょうか。

   

この記事をキッカケに久しぶりに、「初心」を思い出してみてはいかがでしょうか?今日も一日お疲れ様でした!



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