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132話 キノコから飛躍する話

【きのこに学ぶ】

自然界に生息しているキノコは、大きく2つの種類に分かれます。


1つは、シイタケなど倒れた木や落ち葉などを栄養源とする「腐生性(ふせいせい)キノコ」です。もう1つは、マツタケなど生きた木の根と共生関係を保ちながら生育する「菌根性(きんこんせい)キノコ」です。


キノコは木から、自身の栄養となるデンプンをもらい、逆に木に、土の中の水分やリンなどの、木の栄養となるものを集めて届けます。木は、キノコと共に生活することで、より多くの水分や栄養を吸収することができるのです。


つまり、私たちが食べている「キノコ」は、植物でも果実でもなく、菌類なのです。目にみえない菌が森のため、地球のためにと働いてくれているのです。


こうした菌類と植物の根の関係は、地球上で最も重要な共生関係といわれています。その理由は、多くの木や植物は、菌というパートナーが、窒素などの重要な養分を供給しなければ成長できないからです


私たちもキノコの共生関係に学び、次の世代に自然環境を残していきましょう。



さて結果は?

習慣◯!



この記事を読んで2つ思い出しました。


一つ目は、4月に富士の麓で行われました、経営者セミナーでの出来事。カリキュラムの中には「自然と一体」になれる時間がありました。


大人になって裸足で地面を踏みしめる、当然砂利は痛い、芝は気持ちいい、早朝の空気は澄んでいる、ゴロリと寝転んだ眼前に広がる無数の星々。普段感じることの少なくなった自然との共生の一端を感じることができた事を思い出しました。



ふたつ目。私は学生時代陸上競技をしていました。割と脚は速い方だったので、周りにもチヤホヤされた時期もあり自分1人でなんでもできるんだと天狗になっていた時期や良い成績を残しているから!という変なプライドを持った時期が長らくありました。そんな心癖だったせいもあり、うわべだけの人付き合いがほとんどでした。


当然そういう心癖は周りに透けて見えるわけで、人とのコミュニケーションは良くありません。その名残は今でも少し出てきますが、幾分マシになったかなと。そんな過去を思い出したのです。


人は誰一人もれなく人に頼って生きている。そして、その営みを可能にしてくれている地球という存在。何が欠けても私たちは生きていけません。


だから。


今、隣にいる人。天候や自然。素直にありがとうございます。と伝える気持ちを改めて感じた1日でした。今日も一日お疲れ様でした!



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