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138話 数字が好きになる話

【日本人と数字】

OPEC(経済協力開発機構)の学習到達度調査(2018年)によると、日本における15歳の生徒の数学的リテラシー(知識と能力)は、OPEC加盟国37カ国の中で第1位という結果でした。


私達がかつて学んだ算数や数学の教科書は、江戸時代に吉田光由(よしだみつよし)によって書かれた『塵劫記(じんこうき)』が基になっているといわれています。


元々はそろばんのマニュアルでしたが、改版を重ね、「絹盗人算(きぬぬすびとざん)」「ねずみ算」など、人々を楽しませる問題が豊富に取り入れられるようになりました。


すると、一家に一冊あったとまでいわれるほど江戸の町に広がり、『塵劫記』の普及によって日本人の数学的センスは向上していったといいます。


数学が得意な人もいれば、苦手意識を持つ人も多いでしょう。しかし、根拠に基づいて論理的に説明していくためには、数学の存在は欠かせません。


また、時刻や日付等、様々な数字が私達の生活を支えています。お客様に安心と信頼を与えられるよう、数字を有効活用して業務に活かしていきたいものです。



さて結果は?

習慣クリア!



数字はわかりやすくて好きです!

と言うことで数字にまつわる言葉をたくさん列挙してみました。



第一印象は3秒で決まる。


集中力は90分が限界。


記憶は24時間で74%忘れる。


思考は180日で習慣化される。


20分の運動で記憶力10%アップ。


6分の読書で68%もストレス軽減。


30秒のハグで33%のストレス解消。


20分の仮眠で8時間分の疲労回復。


心配事の98%は実際に起きない。


週2以上の筋トレで死亡率23%減。



数学というとなんだか眠くなったり、思考停止してしまうこともあると思いますが、身近に起こる出来事を数字にしてみると案外おもしろいですね!


先般、講話のまとめで《1%の努力》についてお話ししました。まさに【複利】という計算の考え方を努力に置き換えたたとえでした。


このように暮らしの中には一見数字と関係なさそうな事でも数学的な性質の言葉や慣例はあるものです。ビッグマック指数とか^_^


そんなわかりやすい数字の例えをこれからも活用していきたいと感じた1日でした!今日も一日お疲れ様でした!



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