142話 自分を変える
【他人は変えられない】
Dさんは出張中に腹痛になり、夜も眠れなくなりました。病院に駆け込んだところ、腸捻転(ちょうねんてん)で即入院になりました。
それまで風邪以外の病気をしたことがなかったので、自分もそういう歳になったのかと思い、家族の献身的な世話に感謝しました。そして、何より医師や看護師に命を救われたことにも感謝しました。
そんな初めての入院生活で一番感じたのは、患者は医師や看護師の人柄、態度にとても敏感になる、ということでした。
担当の医師や看護師の自分への接し方を見ていると、患者の気持ちに寄り添い、最善の処置を施そうと努める様子が見えてきて、Dさんは感謝の気持ちでいっぱいになりました。
普段はセミナーの講師を務めることもあるDさん。聞き手である参加者も、講師である自分の姿をよく見ているのだと気づきました。
丁寧な言葉遣いや明るい挨拶など、参加者に信頼されるような態度で接したいものです。
さて結果は?
習慣クリア!
たしかにそうですね。
病院、銀行などはもちろん、夜ご飯をいただきに飲食店に行った時も、携帯ショップで携帯を買う時も、接し方をよくみていると思います。
反対に、自身がイベントを主催する時や、お客さまとのコンサルティングの時などは、よく見られているということです。
では、お互いが気持ちの良い空間と時間を共有するには何を意識すればいいのでしょう?
人付き合いには合う合わないがあります。
合わないと思うとその気持ちは相手に伝わります。それをただ仕方ないと思って接するのはもったいないですね。
それを仕方がないと考え、自分の行動を変えないで日々過ごしていくか?自分も成長できるチャンスなので、いろいろトライし続けてみようと思うか?
どれをを選ぶのも自由ですし、その選択の結果が、そのまま今後の自分自身の様々な結果となってくるだけですが、気持ちよく生きるんでしたら仕方ないという考えを一旦脇に置いておいて、あなたの接し方を少し変えてみましょう。
話し方などを変えていくだけで、その場の雰囲気はもちろん、あなたに対する見方が変わってきます!ほんの少しだけ変えていくことで、あなたの影響力が大きく変わってくるんではないでしょうか?
他人を変えることはできませんし、諦めるのも簡単です。良い関係を築くため「接し方を変える」ということは、自分を変えるということですね^_^今日も一日お疲れ様でした!
