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151話 手書きの効果

【手書きはいいね】

暑中見舞いは、二十四節気の小暑(しょうしょ)から立秋の間に送る夏の挨拶状です。  


古来、日本ではお盆に先祖の供養のため、供え物を持参して帰省する風習がありました。はじめは貴族や武士、僧侶などの上流階級の行事でしたが、江戸時代に入ると庶民にも広がり、帰省できない時はお供え物に手紙を添えて送りました。


明治に入ると、郵便制度の普及と共に簡素化され、現在の挨拶状のみのスタイルが定着していきました。挨拶の内容は、差し出す先方の健勝を願い、日頃お世話になっている感謝や近況報告です。会えずにいる無沙汰(ぶさた)を詫び、相手を思いやるひと言も添えると良いでしょう。


暑中見舞いは得意先や仕入れ先への挨拶としても活用できます。手書きの字は書き手の心も表わすので、一筆一筆丁寧に書くことで思いが伝わるでしょう。


近年は年賀状や暑中見舞いを書かない人も増えています。暑中見舞いを通じて手書きならではの温もりを届けたいものです。



さて結果は?

習慣クリア!



私はとある弁護士さんの行動に感銘を受けました。名刺を交換させていただいた翌日、私の元に手書きのお礼が届きました。


メールや印刷文字では味わえない温かさを感じた私は、今同じように名刺交換をした際手書きのハガキをお出ししています。


そんな温かい気持ちにさせてもらえる手書きのお手紙。最近本当に少なくなりました。


手書きはいいもの。手書きの効果はこんなにある。それを皆様にお伝えしたいです!



①記憶の定着

講義のときに手書きでノートをとる生徒は、パソコンでノートをとる生徒よりも記憶が定着しやすく成績もよい。理由は手書きだと内容を自分なりに咀嚼したり要約したりする作業が発生するから。パソコンは文字をすばやく入力していけるのが利点ですが、それゆえ見聞きした言葉を何も考えずにそのまま打ち込むだけになってしまいがち



②脳の活性化

手書きにより脳の広い範囲が使われるそうです。書くべきことを記憶のなかから引っ張り出す時に脳の海馬が刺激され、そのイメージを言語化して文章として構成する為に前頭葉が使われます。はその後、漢字やひらがな、カタカナの使い分けを考えながら、あるいは各文字の大きさにも気を配ったりしながら1文字1文字を書き進める為に運動神経と連動しつつ、手指を使う細かい作業が続いていくのです。


PCのように決まった法則に従って指先を動かせばいいだけでは脳は働かないと考えられます。



③目標達成率が高まる

ハーバード大学が実施した興味深い研究があります。1979年に、学生たちを対象に「目標をもっているか」「目標を紙に書き出しているか」とたずねました。すると、目標をもっていると答えたのは16%で、かつ紙に書き出していたのは3%に過ぎなかったそうです。


そして10年後、目標を紙に書き出していた3%の人たちの平均年収は、その他の人たちのじつに10倍にも達していたそうです。


その理由は「プライミング効果」にあると分析されています。これは、潜在意識によって人の行動が変わるという理論です。




これ以外にも手書きにはたくさんの効果があります。時間や労力はかかりますが、それを補って余りある効果があるのではないでしょうか?


言葉や文字には古くから不思議な力が宿るとされています。便利になった今だからこそ、手書きが見直される時代なのかなと感じました。今日も一日お疲れ様でした!



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