167話 五感で涼む方法 5選
【暑い夏が続きますね】
連日、厳しい暑さが続いています。うだるようなこの時期が苦手という人も多いのではないでしょうか。
最高気温が二十五度を超えると「夏日(なつび)」、三十度以上は「真夏日」、三十五度以上になると「猛暑日」と言われます。夜も最低気温が二十五度以上の日は「熱帯夜」と言われ、寝苦しい日が続きます。
営業職のTさんは、ワイシャツにネクタイを締めて得意先を回っています。
襟元が汗で濡れる感覚が苦手で、会社や自宅に戻ると、すぐにエアコンの風に当たります。
ある日、長時間エアコンの冷風に当たっていたため、体調を崩してしまいました。その晩、久しぶりにエアコンを使わず、窓を開けて外気を入れてみたところ、自然の風が何とも心地よく感じたのです。
近所からは風鈴の音が聞こえてきて、夏が好きだった子供の頃を思い出したTさん。夏の暑さも楽しんでみようと、心を新たにしたのでした。
さて結果は?
習慣クリアならず!
暑い夏は毎年やってきます。
現代人は機械に頼った【涼】を得ていますが、エアコンなどない先人たちはどうやって夏をすごしていたのでしょうか?
五感から取る【涼】をご紹介いたします。
〜味覚〜
夏野菜のトマトやキュウリ、トウモロコシなどには熱を下げる効果がありますの。食欲が減退しやすい夏には野菜を食べる事をおすすめします。
〜視覚〜
金魚を愛でたり、池を眺めたり。自然に目を向けると幾分涼しくなります。コンクリートのビルなどばかりではなくたまには自然に触れ合うといいかもしれません。
〜聴覚〜
風になびく木々の葉の音や、風鈴の音に耳を傾けてみましょう。一気に涼しさを感じます。
〜嗅覚〜
天然アロマのペパーミントは爽やかな香りで体感温度を下げます。
また、自律神経の乱れにも役立つので、暑さを和らげるのと同時に気分もリフレッシュできます。
〜触覚〜
足湯はよく紹介されますが、足を水で冷やす事はあまり聞きませんが。
足水という体を冷やす方法があります。
★やりかた
洗面器等に水を入れる
元々冷え症の人は、常温で。
冷え症以外の人は、その中に氷を入れます。
暑い外から帰って来た時に、その水の中に素足を入れてみてください。冷え症の人は30秒ぐらい。冷え症以外の人は1~2分ぐらい足を浸けてみて下さい。身体の火照りがおさまります。
今日も一日お疲れ様でした!
