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176話 1400年前の光

【夏の大三角形】


流星とは、宇宙に漂う直径1ミリから数センチ程度のちりの粒が高速で地球の大気とぶつかり、高温となって光を放つものです。



毎年安定して多くの流星が出現する流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、三大流星群の今年の活動は八月十三日に極大を迎えると予想されています。



Aさんは高校時代、天文部に所属し、夏合宿では毎年、ペルセウス流星座群の観測を行っていました。



一等星ほどの明るいものやUの字を描くもの、観測者に向かって真っすぐ落下してくるために一点が灯ってスッと消えるものなど様々な流星がありました。まさに天空での流星ショーは二十年以上経った今でも鮮明に覚えています。



忙しく過ごす日々の中で、空を見上げて綺麗に輝く星を眺めてみるのも良いのではないでしょうか。



さて結果は?

習慣クリア!



季節を表す自然は木々、空、風、いろいろありますが「星」もその一つでとても風情があります。一昔前の歌謡曲には星座がよく出てきたものです。



そんな夏を代表する星といえば、天の川と夏の大三角ですね。私は夏の大三角形が好きです。



夏の大三角は3つの1等星


こと座のベガ(織姫星)

わし座のアルタイル(彦星)

はくちょう座のデネブ


を結んでできる大きな三角形です。



こと座のベガは七夕の織姫星としても有名な星です。 その明るさは0等ととても明るく白い星です。



わし座のアルタイルは七夕の彦星としても有名な星です。こと座のベガと銀河を挟んで反対側にあります。アルタイルは光度0.8等星と織姫よりも明るさは控えめです。



そして、こと座のベガとわし座のアルタイルの間を流れる天の川です。



はくちょう座のデネブは、はくちょうのお尻の部分にあたる星です。こと座のベガとわし座のアルタイルの間を流れる天の川の少し北にあります。光度1.3等と1等星の中では暗いほうです。



冬の星座は「オリオン座」をガイドにして星座を見つけることができます。



話が逸れてしまいそうなので、夏の星座にもどしますと、地球からベガの距離は約25光年です。



光年は距離の単位で、1光年とは光が1年間かけて進む距離を指します。光が進む速さは、毎秒約30万km。地球1周が約4万kmなので、光は1秒間に地球を7周半します。1光年とは、光が1年間に進む距離のことで、kmに換算すると約9兆5000億kmです。



つまりベガは25光年ですから、25年前に星を出た光を私たちは見ていることになります。



ちなみに、アルタイルは17光年、デネブは1400光年の距離にありますので、アルタイルは17年前、デネブは1400年前にそれぞれの星を出た光を私たちは見ています。



なんとも壮大すぎて実感が湧かないのですが、それもまた趣きがあります。聖徳太子が活躍していた頃(約1,400年前)に出た光を現代の私たちが見ている不思議。



星を見ていると今の自分の悩みが小さすぎてどうでもよくなります。たまにはそうやって大きな自然、大きな宇宙に目を向けることで明日への切り替えをしてみてはいかがでしょうか?


今日も一日お疲れ様でした!





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