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185話 日射病と熱中症と熱射病の違い?


【冷房病あれこれ】


まだまだ暑さが続く季節です。外気から逃れ、部屋を涼しくして過ごすのは快適です。また、暑い中で冷たい飲み物を飲むことも爽快感を得られます。



ただし、体が内部から冷えてしまい、内臓に負担がかかってしまうといわれています。冷たい飲み物がかえって夏バテを招くこともあるのです。



日本では、飲み物は冷たければ冷たいほど良いと捉えられることも多いようです。しかし外国では、冷たすぎる飲み物が好まれないことがあります。飲み物を冷やしすぎるとクレームがつくこともあるほどです。



部屋の内外で気温差が激しいことも、体に負担をかける一因になります。気温差が原因で自律神経が乱れ、頭痛などの不調をいたすこともあります。



私たちは、自分の体の状態について案外知らないものです。そのため、おいしさや快適さを感じていても、実は体に負担がかかっているということがあるものです。体にとっても適温を考えながら、夏を乗り切りたいものです。



さて今日の実践は?



夏には夏の病があります。



例えば、熱中症や熱射病、日射病や冷房病

それぞれ対策が必要ですね!



熱中症は高い気温の下で起きる全身の障害を総称したもので、熱射病はその障害の一つです。また日射病は、熱射病の一種で太陽の光が原因となって起こるものを指します。



今日は普段メディアに取り上げられづらい、冷房病についてスポットを当てたいと思います。



冷房病とは、屋内外の気温差によって体調を崩すことです。具体的には、気温差のために自律神経に異常が起こった状態を冷房病と呼びます。



たとえば、夏場などは、冷房が効いた屋内と、気温が高い屋外を行き来する機会が増えます。屋内外の気温差が激しくなると、体温の調節機能はめまぐるしく働かなければなりません。そして、体温調節を行っているのが自律神経です。



気温差が大きくなるほど、自律神経への負担は大きくなりますので、その結果、自律神経の働きに支障が出やすくなるというのが冷房病です。



自律神経は、体温の調節以外に、内臓の働きや血圧のコントロールなども行います。


そのため、気温差によって自律神経に支障をきたすと、身体にはさまざまな不調があらわれやすくなります。自律神経がバランスを崩した状態は、自律神経失調症と呼ばれ冷房病は、自律神経失調症の一種であるとも言えます。



冷房病の主な症状には、


足腰の冷え、だるい・疲れがとれない、食欲不振・下痢、頭痛、月経時の不調、風邪に似た症状があります。



冷房病の予防・改善法には、


外気温との温度差を減らしたり、服装に気をつけたり、運動をする・食生活を改善する、そしてしっかり休息を取る事が重要です。




残暑が厳しいですが、実りの秋までもう少し。身体の健康はココロにも大きく影響しますので、体調管理を大切にお過ごしください!今日も一日お疲れ様でした!




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