208話 金木犀の花言葉
【今日は他愛もない独り言】
「灯火親しむべし」とは、秋になると涼しくなり、夜も長くなるので、灯の下で読書するのに適しているという意味です。
二歳の息子がいるMさんは、就寝前の日課として、絵本の読み聞かせをしています。動物や乗り物の絵本などを読んであげると、息子が大変喜ぶだけでなく、その後の寝つきが良いのです。
すやすやと眠る息子の寝顔を見ていると、昔のことを思い出しました。Mさんが幼かった時、父が同じように絵本を読んでくれたのです。その際、分からないことを質問すると、父がていねいに教えてくれました。
<お父さんは何でも知っていてすごい>
と思いました。尊敬の気持ちを抱くと共に、今でも読書が好きなのは父のおかげであったと感謝しています。
<そろそろ息子から色々と質問されるかもしれないな>と感じているMさん。
かつて優しく教えてくれた今は亡き父の姿を思い浮かべながら、息子の成長を楽しみにしています。
さて今日の学びは?
「灯火親しむべし」恥ずかしながら、聞いたこともなければ、意味も知りませんでした。この時点で既に学びです。ということで、たまには他愛のない独り言でも呟いてみたいと思います。
さて、秋は気候も良く、夏ほどテンションも上がらず落ち着いて様々な事にチャレンジできる季節です。
スポーツの秋 読書の秋 食欲の秋
芸術の秋 紅葉の秋 睡眠の秋 旅行の秋
皆様はどんな秋を過ごされるんでしょうか?
夏が終わりこれから山形は冬に向けての準備が始まります。その前に少しゆったりとした「秋の夜長」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
個人的には【金木犀】の香りを楽しみに散歩に出ようと思います。金木犀の花言葉は「謙虚」です。何事にも謙虚に過ごす秋にしようと思います。
香りの強い花(ユリ・キンモクセイ)などは気持ちが落ち着きます。近いうちに友人の花屋にでも足を運んでみよう。
今日も一日お疲れ様でした!