214話 バタフライエフェクト
【良い行いをすると】
何かを新たに始めようとしても、「勉強が終わってから」「明日からやろう」と、意欲が湧かずに始められないことや、せっかく初めても三日坊主で終わったことはないでしょうか。
本当に残念なのは時間を浪費するだけでなく、意欲が湧くのを待っている間に頭の中にあった目標が消えてしまうことです。
意欲が湧かないことに手を付ける最も良い手段は、まず小さなことから始めてみることです。そもそも意欲がなくて始められないのではなく、始めないから意欲が湧かないのです。
始めてみれば意欲には関係なく、人間の脳の側坐核(そくざかく)という場所が興奮を始め、次第に没頭できるように意欲を作りだします。運動するなら着替えて外に出てみる、勉強ならペンを持ってノートを広げてみることから始めてみましょう。
一つの小さな行動が意欲を引き出し、その積み重ねが大きな目標を達成することにつながっていくのです。
さて今日の学びは?
少しニュアンスは違いますが、私はバタフライエフェクトという言葉を昔のアニメで知りました。
バタフライエフェクトとは?
非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながること。
日本的に解釈すると、「風が吹けば桶屋が儲かる」に近しいのでしょうか?
ブラジルで一羽の蝶が羽ばたく。
→小鹿がその様子に興味を持ち、
何度も飛び跳ねる。
→ライオンがその様子に気づき、
小鹿を狙い近づいていく。
→ライオンに気づいた鹿の群れが逃げ惑う。
→それが大きな風を起こす。
→海に向かった風が上昇気流をつくる。
→竜巻が発生する。
これらは、将来起こる事を正確に予測することは不可能であることを示しています。つまり未来は確定していないということ。今の自分の行動次第で未来は「良い未来」へも「悪い未来」へもいかようにも変えられるということです。
今の行動が【悪】なら悪い未来になるかもしれません。今の行動が【善】なら良い未来になるかもしれません。自分のためだけに?相手のためだけに?対象によっても変わるでしょう。
自分がコントロールできる事、それは自分の行動だけ。他人は変えられません。
だから私は
周りの仲間を大切にしたい!
毎日ひとつだけ良いおこないをする事が、さまざまなところで良いエネルギーを巻き起こすと信じています。
相手に対しても、自分に対しても、自然や地球に対しても、1日ひとつだけ良いことをしよう!今日も一日お疲れ様でした!