top of page

229話 看脚下(かんきゃっか)


【看脚下(かんきゃっか)】


プロ野球界で名将として名を馳せた野村克也氏は、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と述べました。



この言葉は、江戸時代中期の剣豪であり、かつて現在の長崎県にあった肥前国(ひぜんのくに)・平戸藩(ひらどはん)の藩主である松浦静山(まつらせいざん)の剣術書『常静子剣談』の中に書かれた言葉を引用したものです。



失敗したら必ずその失敗につながる行動があったと捉え、原因を探るべきでしょう。野村氏は、負けた時に、「敗因はどこにあったのか」「どうすればそのミスをなくすことができたのか」とチームで考える時間を設けました。



こうした時間が、選手たちの失敗について考える力を促し、強豪チームを作り上げる一助となりました。



ビジネスの世界においても、同様のことが当てはまるのではないでしょうか。失敗をして、苦境に陥った時こそ、その原因をしっかりと追求し、成功の糧としたいものです。



さて今日の学びは?



皆様は、失敗や苦境に陥った時にどういった心持ちで事に向き合いますか?



禅の世界にこのような禅語があります。



看脚下(かんきゃっか)



禅寺に足を運びますと玄関には、このような木札が置かれています。



「看脚下」(かんきゃっか)


「照顧脚下」(しょうこきゃっか)


「履物を揃えましょう」という意味で立札などが立てられています。これは、「足下を見よ」という意味です。




私はこの言葉を履物を揃えるだけの言葉ではなく、人生や仕事においての大切な言葉として心に刻んでいます。



周囲が突然暗闇に覆われるような事態に陥ったときも、慌てずに自分の足もとに目を向け、一歩一歩を確かめて進めば道は開けます。



失敗や困難、自分の思った通りにならずイライラしたり、悲しみを感じたりした時にこの言葉を思い出してみてください。やるべき事が見えてくるはずです。



仕事や日々の暮らしの中で、立ちはだかる課題ゆ解決する答え。それは自分自身の「脚下」にあります。



暗闇では周りも見えません。



困難な時にそばにいてくれる仲間に感謝しながら、手を取り合って自分の今やるべき事を一つずつ確かめて前に進みたいと感じた1日でした。


今日も一日お疲れ様でした!

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page