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226話 お札のひみつ


【お金をよーく見てみよう】

このところ朝晩は随分と冷え込んできました。

本日の「日々を気持ちよく生きる為の日記」は、少し趣向を変えて、「お金をよく見てみよう」という題目で進めて参ります。



普段皆様が手にする紙幣(お札)は、日本で唯一、銀行券を発行する発券銀行「日本銀行」で発行されています。



その銀行券は、「独立行政法人国立印刷局」によって製造されます。東京都港区に本局があり、全国に6つの工場(東京工場、王子工場、小田原工場、静岡工場、彦根工場、岡山工場)を運営しています。製造された紙幣は日本銀行が製造費用を支払って引き取ります。



ちなみに貨幣(コイン)は、「独立行政法人 造幣局」で作られます。本局が大阪市にあり、そのほかに、さいたま市と広島市に支局があります。また、貨幣は、日本銀行ではなく、政府が発行しています。



実は紙幣と貨幣の発行元や製造場所は違うんです。



今日は日本銀行券と呼ばれている紙幣に隠された偽造防止の為の工夫をご紹介します。



【日本銀行券に施された偽造防止技術】



日本銀行券には実にこれだけの偽造防止技術が用いられています。この技術をカテゴリーに分けたのが下の内容です。








【触ってみる】


深凹版印刷

お札の肖像部分などの主な図柄は、凹版印刷という印刷方式が使われています。


料額や日本銀行券という文字には、特にインキを高く盛り上げる「深凹版印刷」が使われ、触るとざらざらした感じがあります。



識別マーク(深凹版印刷)

目の不自由な方が指で触って識別できるように、深凹版印刷によりざらつきを作っています。券種識別を行いやすくするため、識別マークは、券種によって形状が異なっています。






【透かしてみる】


すき入れ(白黒すかし)

すき入れは、紙の厚さを変えることによって表現する偽造防止技術で、「すかし」とも言われます。日本のすき入れは、白すかしと黒すかしを組み合わせていて、濃淡の差を美しく表現できます。



すき入れ バーパターン

用紙に棒状のすき入れを施したもの。


一万円券   「3本」

五千円券   「2本」

千円券       「1本」


の縦棒が見えます。







【傾けてみる】


ホログラム

角度を変えて見ることにより、額面数字、日本銀行の「日」の文字をデザイン化したもの及び桜の画像が見えます。



潜像模様

お札を傾けると


表面には額面数字

「10000」

「 5000 」

「 1000 」

「 2000 」


裏面には文字

「NIPPON」


浮かび上がって見えます。



パールインキ

正面から見ると見えませんが、お札を傾けると、お札の左右両端の中央部にピンク色の光沢が見えます。



潜像パール模様(千円券)

お札を傾けると、角度によって表左下にパール印刷による「千円」の文字と、潜像模様による「1000」の数字がそれぞれ浮かび上がります。



光学的変化インキ(二千円券)

お札を傾けると数字が青緑色から紫色に変化して見えます。




【わかりにくいけど見てみて】


マイクロ文字

カラーコピー機では再現が困難な微小な文字で、「NIPPONGINKO」というマイクロ文字が印刷されています。



特殊発光インキ

紫外線を当てると、表面の印章(日本銀行総裁之印)や表裏面の模様の一部が発光します。





このような技術により《おかね》は偽造から守られているんですね。普段何気なく使っているお札や硬貨には多くの手間がかけられています。そんなお金を大切に扱っていきたいですね!



今日も一日お疲れ様でした!


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