【第90話】
5月8日〜10日の3日間、山形市では植木市が規模を縮小して開催されました。この伝統はどうして始まったのか?
今日はそんなお話。
5月から6月にかけて行われる田植えの時期には、全国各地で御田植祭が開催されます。これはその年の豊作を祈る田植えの神事です。
内容は早乙女が神田に田植えを行ったり、予祝行事として農作の演技を行うなど地域によって様々です。また、「田植歌」が歌われることもあります。これは、厳しい農作業を楽しく乗り切るための先人の知恵ともいえるでしょう。
農作物は、天候気候の変化によって多大な被害が出ることがあり、科学の力では予想出来ない事象や、不明な点も数多く存在します。そして、農作物は自然の恵みによって育まれます。御田植祭のような伝統行事を通して、自然界の恩恵によって私たちが食べるものが作られ、生かされているという自覚を深める契機にしたいものです。
農業は機械化が進むなど、昔と比べて環境が著しく発展しました。そんな中行われる御田植祭からは伝統を継承することの大切さが学べるでしょう。変えることと続けることの区別をしっかりつけて業務に臨みたい!
さて結果は?
習慣クリア!
冒頭で申し上げました、植木市こと「薬師祭植木市」は、熊本市・大阪市の植木市と並び日本三大植木市の一つとされており、山形城主最上義光公が、大火で焼失した城下に緑を取り戻そうと住民に呼びかけたのが始まりと言われ400年以上続く歴史あるイベントだそうです。
私は小さい頃から遊びに行っていたこのお祭りの事をほとんど知りませんでした。伝統行事とは知っていたものの、こういうきっかけだったとは。これは無くしてはいけないものだと感じます。
変えていくものと、無くしてはいけないものの選択は行事ももちろん日々の暮らしの中に沢山あります。
とあるセミナーでこういう話がありました。
経営の《経》と【営】の意味
《経》とは縦軸を意味し、【営】とは横軸に当たる。運営という熟語もある通り、【営】とは現実のさまざまな状況に対して、どのようにしたら事業がうまくいくかの方策を考え、実行することである。テクニックや技術・技法は【営】にあたる。
それに対して《経》とは容易に変えられない、動かない縦軸を求め、それに根ざすこと。縦軸とは「道」や「理」、時代が移っても変わらない原理原則、または経営の理念や基本方針を指す。迷って方向を見失った時には、戻るべき原点でもある。
と。
想い、理念、信念、こういった土台を持っておく事がぶれない人生を送る秘訣であり、日々を気持ちよく生きる為の核になるのだと感じた1日でした。今日も一日お疲れ様でした!
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