95話 謙虚なココロ
更新日:2022年5月28日
【謙虚なココロ】
自分成長は相手の成長につながります。今日はそんなお話し。
Tさんは、出社後にコーヒーを飲むことが日課になっています。
ある朝、社内のコーヒーサーバーから淹れたてのコーヒーを一口飲むと、いつもより薄味になっていることに腹を立てました。
とっさに<今日は誰が淹れたんだ。朝の楽しみが台無しじゃないか>と淹れた人に対しての不満が募っていきました。しかし、同僚が同じコーヒーを飲んだ際に、「今日のコーヒーもとてもおいしい」と言ったのです。
それを聞いたTさんは、同僚の言葉で自分の新入社員時代の失敗を思い出しました。それは、会社で初めてコーヒーを淹れた時、水の分量を間違えて薄味になってしまったのですが、上司から優しくなぐさめられたのです。
その後、上司がTさんにおいしいコーヒーを淹れてくれました。当時のことを思い出したTさんは、コーヒーを淹れた人を責めていたことを反省しました。
失敗した相手を責めるのではなく、やり方をていねいに説明し、自ら率先して手本をみせることが、相手の成長につながっていくのではないでしょうか。
さて、結果は?
習慣×🥲
些細なことに腹を立てる経験はありました。
特に時間に追われていたり、仕事が溜まって心に余裕がなかったり。そういう時に相手を責めてしまう事もありました。自分もつらい、でも相手を巻き込む理由はないんですよね。そんな時に何をすれば?
言葉を大切にする事だと思います。言葉は相手を優しく包んだり、時には傷つけたりします。便利で簡単に使える道具ですが、タイミングや使い方を間違えると大変です。
自分に余裕がない時は、一呼吸置いて、収まらないなら少し時間を置いて相手のことを想像しながら、相手の気持ちを汲み取ってみよう。
きっとそれまで使っていた言葉とは違った心優しい言葉をかけられるんじゃないかなぁ。
僕もそうしていきたい。そうできるよう暮らしていきたいなって。今日も一日お疲れ様でした!
