賢く選ぶファイナンシャルプランナー:成功への道を拓くためのポイント
皆様、こんにちはファイナンシャルプランナーの中村です。
さて、突然ですがファイナンシャルプランナー(FP)の存在を知っている人は多いと思いますが、実際にお金の相談をしたことがある人はどれくらいいると思いますか?
実はアメリカでは「医者、弁護士、FPを友に持て」といわれ、人々の生活に溶け込んだ身近な存在であったりします。
一方、日本では決してそうではありません。他人に給与や資産を知られることに抵抗がある、相談後に金融商品をしつこく勧誘されるのではないかといった声もあり、FPへの相談はハードルが高いようです。よくわかります。私も昔はそうでした!
今回は、FPにどんなことを相談できるのか、料金はどれくらいかなど、相談経験がない人が抱く疑問についてお答えしていきます。
FPへの相談内容と傾向
FPは資産の運用・管理の指南役とされています。
民間団体の日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)が2021年9月にまとめた「2021年度ファイナンシャル・プランナー実態調査結果報告書」によりますと、FPの個人顧客の年齢層で最も多いのは40代です。
職業は会社員が44%に達します。大きな資産を持つなど特別な人だけが相談しているわけではありません。
実際、私がご相談に乗るのも「顧客層の中心は30代や40代」が多いです。
ご結婚したり家を買ったりするタイミング、少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)を始めたいというのをきっかけにご相談に来られます。
次いで多いのが50代で、特に50代後半からは退職金や年金についてがメインになってきます。
FPへのご相談内容は日々の家計管理や子どもの教育資金・住宅購入資金の準備の方法、保険の見直しや資産運用など、内容は多岐に渡ります。
そしてFPは、基本的には生涯にわたってどのような生活を送っていくかという「ライフプラン(人生設計)」に基づいてアドバイスをします。
お金の相談相手として誰を選ぶのか?
金融機関や不動産会社、税理士などの選択肢もありますが、長期的なライフプランを考慮したアドバイスをもらうのは難しいとみられます。お金に関すること全般を相談したいとき、総合的なアドバイスを受けたいときはFPに相談するといいです。
気になる相談料はどれくらい?
相談料は1時間5000円から2万円?
そして、FPへのご相談料金は有料相談と無料相談があります。
金融機関や不動産会社などに勤務する「企業系FP」への相談は原則無料です。無料で相談ができる代わりに、自社商品での運用を提案される可能性があります。相談者に適した商品が他社にあったとしても自社商品を薦められるかもしれません。
一方で、税理士や会計士、金融実務経験者など「独立系FP」への相談は原則有料です。私はこの独立系FPの部類に入ります。
一般的な料金体系はFPが独自に設定し、1時間当たりの相談料は大体5000円から2万円までと幅は大きいです。
また、ライフプランやキャッシュフロー表などの作成は別途料金が必要な場合もあるようです。
独立系のFPは特定の金融機関や不動産会社に属していないため、企業系FPに比べて中立的な立場で相談者に寄り添ったアドバイスを期待できます。
ただ、独立系といっても相談業務そのものを生活の糧としているFPは少なく、実際は保険や金融商品を販売した際の手数料が収入源になっているケースが多いです。
販売手数料や管理手数料は商品によって異なるので、自身の利益が大きい商品を薦める独立系FPがいるのも事実です。
相談料は安い方が嬉しいですが、相談者に寄り添った適切なアドバイスをもらえなければ相談する意味がありません。無料相談は良くないという話ではなく、FPの収益モデルによってアドバイスの内容が変わる可能性があることに注意してください。
私の場合
私が運営するMONEY DESIGN FACTORYは、対面でのご相談は1回5,000円。オンラインでのご相談も同様。
しかし、私のWEBアプリでサブスクリプション登録(1,000円/月)していただいた方は、オンラインのご相談が相談回数無制限&相談料無料となります。多くのお客様の家計を継続してお守りしています。
価格設定根拠は?
企業様への健康経営アドバイザー業務およびフィットネス事業やその他お金にまつわる仕事、健康に対しての事業収益を連結させてから価格設定しています。つまり保険や金融商品の販売を一切していない完全独立系FPです。
そのため、この価格、この回数、クオリティを維持できており、且つ中立・公平なアドバイスができています。
ご相談者様も私も誰も損しないように工夫していますので、是非私をご活用いただきたいです。
まとめ
私たちFPが作成するライフプランは30年など長期の計画です。アドバイスは人生に影響するため、自分に適したFPを見つけるのが重要な作業です。
FPは豊富な知識があることはもちろん、相談内容について「こういった場合はこのように考えればよい」というように、ある程度自分で判断ができるよう考え方を詳しく説明します。
信頼できるFPを見つけておくと、安心してお金に向き合うことができます。
今月下旬から来月にかけて夏のボーナスが支給される方も多いと思います。自分のお金の話を他人にすることがあまりないからこそ、第三者の客観的な視点によりこれまで気づかなかったことに気づけたりします。FPに相談してみようかなと思った方は、是非信頼できるFPを探してみることから始めてみてください。