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191話 相手の笑顔に違和感を感じた時


【嘘くさい笑顔】


朝礼時に笑顔の実習を行なっている企業もあるようです。



顔の表情と感情との関係の検証には100年近い歴史があります。人は落ち込むと自然と下を向き、うれしいときは口角が反射的に上がります。



表情は表情筋という筋肉で作られ、感情によって筋肉は緊張と弛緩を起こします。笑顔は意識的にできるもので、反射的に笑顔になることもあります。



心を変えることは簡単なことではありませんが、表情筋を意識的に動かすことで、楽しい感情を甦りやすくすることはできます。



笑顔を作ることと感情の切り替えには連動する面もあります。表情の変化の乏しい人は、気持ちの切り替えに時間がかかるのかもしれません。



表情を笑顔にするトレーニングを定期的に行うことは、心を仕事モードにして、感情を明るくするスイッチを作ることにもつながります。



挨拶の時など、意識的に口角を上げることで、うれしい心に切り替えて、仕事に臨みたいものです。



さて今日の実践は?



笑顔の方とお会いすると私も元気をもらえて、とても気持ちの良い時間を過ごせます。ほとんどの方はそうなのですが、最近ごくごく稀に少し違和感を感じる時もあります。



例えば、目が笑ってなかったり、顔の半分だけ笑っていたり、笑顔と真顔のタイミングがおかしかったり。そんな時は何かスッキリしない気持ちのままコミュニケーションをとってしまいます。反省😅



笑顔でいると幸せになるとか、免疫力が上がるとか、セロトニンがでるとか、多くの良い部分は紹介されているので、笑顔がもたらす効果は大きいのだと思います。



しかし、笑顔が人に与える印象となるともう少し掘り下げる必要があるのではないでしょうか?



敢えて誤解を恐れずに申し上げると、笑顔の美しさとは、他者を思いやる気持ちが美しいのであって、自分の内面を美しくしようという目的がある時点で、それは美しくはないと感じてしまいます。



つまりその時点で少し違和感を感じてしまってるんだと。



笑顔はその人を幸せにする。

美しい笑顔は周りの人も幸せにする。



表情が先か?内面が先か?ニワトリが先かタマゴが先か、の話になりそうですが、顔の筋肉や口角のトレーニングとあわせて、他者を思いやる心のトレーニングも並行して取り組んでいこうと感じました!



今日も一日お疲れ様でした!

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