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224話 初動の遅れ


【早めに取り組む】


物事を頼まれた時は、喜んですぐに取りかかることが重要です。



例えば、上司から「先方に確認するように」という指示を受けた場合、即刻、連絡をとるということです。あるいは、時間のかかりそうな書類作成の依頼を受けた際にも、まずは一行でも二行でも書いてみるということです。



時には複数の仕事を抱えることもあるでしょう。突然指示を受ければ、自分の予定を後回しにしなければなりません。しかし、実際に行なってみると、すぐに取り組むことの大切さを実感することができるでしょう。



同様に、「午前中に仕上げる」「水曜日までには目処を付ける」「十五日までに終わらせる」といったように期限を明確にすることも、物事を確実に進める秘訣であり、相手の安心や信頼を獲得することにもつながります。



期限間際のほうが、力が湧くという人がいるかもしれません。こうした人も含め、心の片隅に「いつかやらなければ」と追い立てられることのない、すっきりした心で、日々の業務を行ないたいものです。




さて今日の学びは?



仕事は追われる前に、追う。

私の毎日の目標ですが、なかなかそういかない時もあります。そういう時を振り返ってみると、《初動》の遅れに問題点があることがほとんどです。



どうして《初動》が遅れるのか?



私の場合の原因はこうでした。



・複数のタスクを抱えている。


・仕事のボリュームを見誤っている


・その仕事に掛かる時間配分を見誤っている




私が仕事に追われる時は必ず複数のタスクを同時進行させている場面です。複数タスクで思考が分散した結果、仕事のボリュームを過小に見積もってしまい、その仕事の優先順位を後回しにする癖がありました。ボリュームを過小に見積もっている為、時間配分も当然足りません。



結果的に、後回しにした仕事に時間を取られてしまい、次の仕事が後手にまわることが多かったと思います。




これが私の仕事に追われる時のパターンでした。




今は原因がわかっているので、複数タスクを抱えた時は意識できます。そして仕事の大小にかかわらず必ず仕事の冒頭だけはこなすようにしました。



もともと早めに取り組むのが苦手な性格で、試験勉強や宿題もギリギリでこなしてきた人間ですが、今ではずいぶん変わりました。




「早めに取り組めない原因は何なのか?」それを明確にしてから「早めに取り組む為に何をしたらいいのか?」を考えないとストレスだけが溜まっていきますので、皆さまお気をつけくださいね!



今日も一日お疲れ様でした!

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